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2010/06/05  屋敷豪太さん

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と言えばキャスケットがトレードマーク。
タモさんのサングラスのようなものだ。

そのキャスケットをひょんなことから、二晩我が家でお預かりする事になった。
感激のあまりちゃっかり記念撮影(物撮り)させていただいた。
ちなみにこのキャスケット、生地を選んでオーダーで作ってるらしいです。

豪太さんと言えばMUTE BEAT。
MUTE BEATと言えば再結成ONE NIGHT LIVEにいけなかったのが個人的にかなり心残り。

LIVEは迷ったなら行くべきだと最近つくづく思う。
行かないで後悔するより、行って後悔した方が断然いい。

最近もっとも悔やまれたのがゆらゆら帝国の件。
解散が悔やまれるのではなく、解散前にもっとライブを見とくべきだったという口惜しさ。

最後に見たのは10年近く前になるのか。"空洞です"のライブ見てみたかった。。くう。
(にしても解散のメッセージは本当に名文だった。誰もが納得する前向きな解散。)

で、なによりこのご時世ですから。
素晴らしい作品を作ってていても、副業を持ってないアーティストなんてほとんどいない。
音源やライブにきちんとお金払って少しでも足しになるようにと。
でないと良い物からどんどん枯れてっちゃうし。

つうわけでなるべく現場には足を運びたいもんです。


2010/03/22  DINOSAUR JR.



dinosaur jr.が好きだという人に会うと、激しく親近感を覚える。
もうそれだけで同胞意識が芽生えてしまう。

自分にとっては常に大好きなバンドのひとつだし、一日中ダイナソーばっか聴いてた時期もあったり。

でもなんとなく人には勧めにくい。
はじめて聴いても良いと思わないんじゃないか?とか、そもそも良いと思ってるは自分だけじゃないのか?
などと躊躇するものがある。

音楽は文句無く格好いいと思うんだけど...。
彼らの間抜けキャラも手伝ってか、なんとなくそんな風に思ってしまう。
音楽的にもちょっと癖はあるし。

基本的にJのボーカルは寝起きみたいでやる気を感じない。
Been There All The Timeという曲では歌いだしの瞬間に声が裏返っている...。
ギターソロに関しては異様にやる気に満ちてるけど。

でもってルックスはイケメンとはほど遠い世界...。
最近はもはや恐竜というよりはトドに近い。

そんなこんなもひっくるめて、自分にとってはすごく魅力的なんだけど。。

Dinosaur+Jr+Dino+J.jpg















まだシュッとしてた頃の面々。月日は人を変えます。



約20年後、現在の彼ら↓ 
   
dinosaur_jr1.jpg    



















...。



















2010/03/21  COLOR IS MAGIC





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基本的にネクラ音楽は大好きなので、夜中ともなればフォークやアコースティックな曲ばかり聴いてる。
ドラムやベース音が近所迷惑になる心配が無いのもちょうど良いし。

Jose Gonzalezはスウェーデンで生まれ育ったアルゼンチン人というかわった経歴の持ち主。
音の世界も一種独特。
アコギの弾き語りが基本なんだけど、ちょっと個性的。
歌は割とフラットで淡々としている。
エキゾチックではあるが、アシッドフォーク的なサイケっぽさや、カエターノ的なラテンっぽさも感そんなに感じない。
寒いのか熱いのかも良くわからない感じ。

世界的に注目を集めるきっかけになったのがあるテレビCM。
sony braviaの海外向けのCMで、1stアルバムに収録されているheartbeatsという曲がつかわれている。
このCM、けっこう話題にもなっていたので見た事ある人も多いと思いますが、とにかく圧巻。





CGではなく実写とのこと。

サンフランシスコの一角を1ブロック丸ごと封鎖し、スーパーボール25万個を坂にぶちませて撮影したという...。
25万個のスーパーボールを撤収する作業。。
考えるとゾッとしますが。

他にも同じシリーズで他のバージョンも。



スタイリスト 山田陵太






2010/03/20  hi how are you?


ques_daniel_johnston.jpg






















ちょっと前の話になるが、2月9日に daniel johnstonを目撃した。

と言ってもチケットを取って真っ向からライブを観に行ったわけなんで、ほんとは目撃という表現はおかしいのかも知れない。
でも、なんか目撃したって表現が一番しっくりくる。

前日の大阪公演は飛行機の影響で延期になったという知らせを聞いてたので、ほんとに実現するか不安を抱いたまま会場のラフォーレミュージアムへ。

開場前から階段には長蛇の列ができてたし、物販も数十分並んでやっとこさ買えたのが本とエコバッグのみ。
(インクジェットのイラストに直筆でサインを加えたA4版ポスターも売っていたが、自分らの番がくる前に売り切れてしまった!)
日本でもこんなに人気があったとはdaniel johnston!見くびっていた...。

で、本人登場。ほんとに映画でみていたまんまの、子供のままおっさんになってしまったかのような人。
見た目はただの太った外人のおっさんて感じなんだけど目が完全に子供。

袖からふらふら出てきたかと思ったら、(なんか一言二言しゃべったかな?)前触れも無く歌い始めた。
その途端、会場は彼が描くイラストの世界の様な不思議な雰囲気に。
笑っちゃうくらいヘタクソなギターと、歌ってんのかつぶやいてるのかわからないようなヘロヘロな歌。
でも、意外に安定したズレ感がキープされていて、聴いてるうちにどんどん気持ちよくなってくる。
(もちろん計算ゼロのド天然。)


そんでもって、なにより彼が書く曲が素晴らしいですから。
三十路も近くなり最近すっかり涙腺のもろい自分は、何度か涙ぐんでしまった。。

数多くのアーティストに数多くの曲がカバーされている。
アーティストから愛される偉大なアーティスト。






daniel johnston - true love will find you in the end





wilco - true love will find you in the end




beck - true love will find you in the end




spectrum & sonic boom - true love will find you in the end


スタイリスト 山田陵太